<競技名>
バスケットボール
<競技会期>
令和3(2021)年8月21日(土)~22日(日)
<開催地>
宇都宮市
<競技会場>
日環アリーナ栃木メインアリーナ(栃木県総合運動公園メインアリーナ)
<大会名>
第76回国民体育大会関東ブロック大会
1 大会の概要・歴史など
バスケットボール競技は、1チーム5人の選手が、パスやドリブルを駆使しながらボールを進め、相手のバスケットゴールにシュートして得点を競い合います。得点の種類は、スリーポイントラインの外側からのシュートが3点、それより内側からのシュートが2点、そしてフリースローが成功ごとに1点となります。
試合はトーナメント方式で行われ、1試合4クォーター(1クォーター10分)で行われます。第4クォーター終了後の得点の多いチームが勝ちとなり、同点の場合には1回5分の延長戦を行います。
本大会は、毎年開催される国民体育大会の関東ブロック予選会として位置づけられています。さらに、この大会は令和4(2022)年10月に開催されるいちご一会とちぎ国体のリハーサル大会としても開催され、国体に向けた役員の育成などに寄与することとなります。
2 大会の話題・大会全般の予想など
少年種別の年齢枠が令和元(2019)年から16歳以下となり、それまでの大会実績とはまた違った結果となりました。令和2(2020)年は、コロナ禍で残念ながら大会は中止となったため、令和元(2019)年の大会結果から推察すると、少年種別はいずれも東京都・神奈川県・千葉県が上位に来ることが予想されます。そこに、令和元(2019)年地元開催のため関東ブロック大会不参加だった茨城県チームが、代表枠4チームにどう絡んでくるかが見どころでもあります。その一方、今回の開催地である栃木県も令和元(2019)年は男女ともに国体への出場権を勝ち取っており、各都県ともに育成・強化の結果が試されるところでしょう。また、成年種別では第74回国民体育大会でベスト8に入った茨城県成年女子、準優勝した茨城県男子チームが今回は関東ブロック大会からの出場となるため、代表枠2チームの座をかけて激しい戦いになることが予想されます。開催県の栃木県では、成年女子の白鷗大学が過去2度の国体優勝、令和2(2020)年度インカレ準優勝などの実績を生かし、予選を勝ち上がることができるか大変楽しみでもあります。
3 栃木県チーム・選手の紹介・予想など
注目は、第74回国民体育大会において第3位という輝かしい結果を勝ち取った少年女子が、今回どこまで勝ち進むことができるかです。また、約半世紀ぶりに関東ブロック大会を突破した少年男子にも注目です。
成年の部では、なんと言っても女子の白鷗大学です。来年のいちご一会とちぎ国体に向けて何としても予選を突破して、本大会での上位進出を願いたいです。また、今までにない(いちご一会とちぎ国体に向けての)チーム編成で新たに挑戦する、成年男子チームにも頑張りを期待します。特に成年男子には各都県の企業チームが参戦しており、今回学生のみで戦う栃木県チームには、経験に勝る若さという武器で対戦チームを翻弄してもらいたいと思います。
4 競技の結果
【予選通過都県】
○ 少年女子(4)1位:茨城県、2位:千葉県、3位:埼玉県、4位:栃木県
○ 少年男子(4)1位:神奈川県、2位:東京都、3位:栃木県、4位:茨城県
○ 成年女子(2)1位:千葉県、2位:茨城県
○ 成年男子(2)1位:東京都、2位:千葉県
※ 栃木県バスケットボール協会HPから関東ブロック大会特設サイトの試合結果(外部サイト:BasketPlus)より、各試合詳細なスタッツを閲覧可能。
5 栃木県チーム・選手の結果
【少年女子】
・ メンバー構成:選抜チーム(矢板中央高校1名、作新学院高校4名、白鷗大学足利高校1名、宇都宮中央女子高校2名、文星女子高校2名、中学生2名)
・ 結果は4位で予選を通過し、第76回国民体育大会の出場権を取得しました。
【少年男子】
・ メンバー構成:選抜チーム(宇都宮工業高校6名、文星芸大附属高校3名、ブレックス(U18)1名、宇都宮高校1名、小山高校1名)
・ 結果は3位で予選を通過し、第76回国民体育大会の出場権を取得しました。
【成年女子】
・ メンバー構成:白鷗大学チーム
・ 成年女子は準決勝で敗退となり、予選を通過することが出来ませんでした。
【成年男子】
・ メンバー構成:白鷗大学チーム
・ 成年男子は1回戦で敗退となり、予選を通過することが出来ませんでした。
6 会場の様子など(※無観客での開催)
栃木県バスケットボール協会の円滑な運営もあり、大きな支障なく予定していた試合全てを実施することができました。新型コロナウイルス感染症対策の影響により、無観客での開催となり、関係者のみ入場可能としました。
会場内各所へのビニールカーテンの設置や会場内の消毒の徹底等、感染対策に努めました。市内の大学生が作成した応援・歓迎のぼり旗を会場に設置し、選手や県外役員等におもてなしを実施しました。