<競技名>
水泳(水球)
<競技会期>
令和3(2021)年6月19日(土)~20日(日)
<開催地>
小山市
<競技会場>
栃木県立温水プール館
<大会名>
第76回国民体育大会関東ブロック大会
1 大会の概要・歴史など
水球競技(女子)は水深2m以上のプールに設けられた縦25m×横20mのコートで、GK(ゴールキーパー)以外は片手でボールを扱い、パスやシュートを行います。
1チーム7人で得点を争いますが、「水中の格闘技」と呼ばれる大変ハードなスポーツです。試合時間は1ピリオド正味8分を4ピリオド行い、同点の場合は1チーム5人によるペナルティーシュート戦で勝敗を決します。
女子の水球は令和元(2019)年の第74回国民体育大会から新たに導入され、本大会は第76回国民体育大会の関東ブロック予選会として行われます。
2 大会の話題・大会全般の予想など
女子の水球が導入された第74回国民体育大会では東京都が優勝、茨城県が3位となるなど関東ブロックは全国的に見ても非常にレベルの高いブロックです。
そのため本大会へ出場するには全国でも上位のチーム力が必要となり、優勝候補の東京都を中心にハイレベルな試合展開が予想されます。
3 栃木県チーム・選手の紹介・予想など
栃木県の女子としては今大会が初出場となります。
チームは高校生・中学生だけで構成されており、キャプテンの藤田樹(宇都宮南高校3年)を中心に少人数ながら令和4(2022)年のいちご一会とちぎ国体に向けて強化中です。
いちご一会とちぎ国体では初戦突破を目標にしており、今大会でも「1勝でも多く」を合い言葉に練習に励んでいます。
4 その他(参加監督・選手の声など)
栃木県において女子水球の歴史は浅く、いちご一会とちぎ国体に向けて県の水泳連盟を中心に6年前から普及活動を行ってきました。今後はさらなる普及・強化活動を続け、地元で開催されるいちご一会とちぎ国体を契機に躍進していきたいと考えています。
5 競技の結果
1位 東京都
2位 神奈川県
3位 千葉県
以上3都県が第76回国民体育大会の代表に決定。
6 栃木県チーム・選手の結果
栃木県チームはBブロック3位で敗退しました。
7 会場の様子など(※無観客での開催)
新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、大会関係者のみ入場可能の無観客開催で大会を運営しました。
感染症対策が大会運営の中で大きなウエイトを占めることとなりましたが、競技運営上は競技団体のスムーズな運営により、円滑に試合を進めることができました。
観客席は選手・監督、競技会係員、競技補助員に開放し、各都県ごとに席を分けるなど感染拡大防止に努めました。