<競技名>
馬術
<競技会期>
令和4(2022)年6月4日(土)~5日(日)
<開催地>
那須塩原市
<競技会場>
地方競馬教養センター
<大会名>
いちご一会とちぎ国体馬術競技リハーサル大会
1 大会の概要・歴史など
いちご一会とちぎ国体馬術競技会に向けたリハーサル大会です。 地元栃木県の代表選考会にもなっています。少年種別と成年種別があり、競技種目は、馬場馬術、障害飛越競技等を実施します。馬場馬術は、馬場内で3種の歩き方である常歩(なみあし)、速歩(はやあし)、駈歩(かけあし)で様々な運動を演じて、馬の調教レベル、騎手の技量を競い、技術点と芸術性評価点の合計で順位を決定します。また、障害飛越競技は、場内に設けられた様々な障害物をミス無く跳び越し、スピードや耐久力、飛越能力を競う競技です。
2 大会の話題・大会全般の予想など
地元栃木県からは、18選手が参加します。どの種目にも有力選手がエントリーしており、本大会を席捲しそうな予感もあります。開催地の那須塩原市に拠点を置く那須トレーニングファーム所属の広田龍馬、思乃、大和親子は先日三重県で行われた第76回国民体育大会代替大会でも親子3人とも優勝を果たす快挙を達成しました。今大会も勢いに乗れるか期待が高まります。
東京都からは、4選手が参加します。うち3選手が国体出場経験者という精鋭揃いです。2021年関東ブロック大会標準障害優勝の山口真奈選手と、第73回全日本障害馬術大会2021 Part I 大障害選手権優勝の鯨岡啓輔選手の20代2選手に注目です。
3 栃木県チーム・選手の紹介・予想など
広田龍馬/CSI1★W OSAKAGP 優勝 、国体出場10回
広田思乃/CSI1★W NASUGP 優勝、国体出場7回
広田大和/全日本中障害C決勝 優勝
瀧田 玲/全日本中障害D決勝 準優勝、全日本ダービー決勝 3位
富永龍斗/全日本ジュニア出場、ナスサマーホースショーMDジュニア 優勝
飯田さや/第38回全日本ジュニア馬場馬術大会2021 6位入賞
第37回全日本馬場馬術大会2021PartⅠ決勝進出 決勝11位
第76回国民体育大会関東ブロック大会馬術競技会 準優勝
鈴木直人/2021年全日本馬場馬術競技会 partⅠ 3位
増山誠倫/2021年全日本大障害選手権8位
増山久佳/2021年国体関東ブロック大会成年女子トップスコア競技 優勝
西木成絢/全日本ジュニア馬場馬術大会5位
4 参加監督・選手の声など
岩手県
船橋慶延/久しぶりに大きな競技会に参加します。人にも、馬にも良い経験になるよう頑張りたいです。
船橋友希那/馬の調子が良いので、馬の動きの邪魔をせず、でもしっかりと乗って良い成績で本番につなげたいと思います。
東京都
芹澤永治/チームワークを大事にチームTokyoを引っ張っていきます!
野尻翔麻/クラドとコンビを組んで5年になり、だいぶ息が合ってきたところを見せたいです!
山口真奈/国体が2年間なくなってしまい、東京都からチームで試合に出る機会も減ってしまったので、今回は国体ならではの雰囲気、新しい競技場を楽しめたらいいなと思います。
群馬県
渡辺千尋/出産・育児で何年ぶりかで競技に復帰しました。強く勇気のある馬なので私も強い気持ちで臨みます。
三浦琉偉/エールと私は初めての事に挑戦しています。一緒に頑張って来た成果を出せるよう頑張ります。
栃木県
広田龍馬・思乃・大和/地元国体で、親子3人で優勝目指して頑張ります!
瀧田 玲/地元国体で、優勝目指して頑張ります!
富永龍斗/栃木県代表として頑張ります!!
飯田さや/成年女子の初戦、楽しみながら落ち着いて演技できるように頑張ります。
増山久佳/精一杯頑張ります!
西木成絢/血眼になって全力で頑張ります!
5 競技の結果
6 会場の様子など
有観客で開催し、歓迎のぼり旗やふるまい、無料ドリンクコーナーの設置等のおもてなしを行いました。また、引馬による乗馬体験を行い、親子連れの観客も多くみられ、盛況でした。
参加馬の調子が整わず、一部の参加馬の棄権がありましたが、心配されていた天候にも恵まれ、スケジュールどおり滞りなく終了できました。