Point!
試合前の食事の役割は、試合に向けしっかりとエネルギー源を蓄えること、体調を整えることです。炭水化物(糖質)を多めに摂り、油ものを避け、消化の良い食事を試合開始の3〜4時間前までに食べましょう。乳製品は腹痛につながるおそれがあるので、試合当日は控えても良いでしょう。
朝食

ひとくちメモ
試合前に食べる食事は、しっかり炭水化物(糖質)を補給できるよう、「すいとん」や「じゃがいもの煮物」など炭水化物が豊富な料理を取り入れます。
試合前には、消化に時間がかかる食品の使用を控えるため、すいとんは、肉類や食物繊維の多いごぼうなどを除いています。
オレンジやバナナといった果物は、炭水化物が豊富に含まれるため、試合前におすすめです。
1人分の栄養価
エネルギー | 1,160kcal |
たんぱく質 | 33.4g |
脂質 | 21.4g |
炭水化物 | 202.0g |
食物繊維 | 9.0g |
(無機質) | |
カルシウム | 142mg |
鉄 | 3.2mg |
(ビタミン) | |
A | 427μgRAE |
B₁ | 0.50mg |
B₂ | 0.48mg |
C | 107mg |
アレルギーと対応
(2) | ||
薄力粉(小麦) | → | 上新粉 |
(4) | ||
豚肉 | → | ほかの肉 |
(5) | ||
マヨネーズ(卵) | → | ノンエッグタイプ |
(6) | ||
オレンジ | → | ほかの果物 |
(7) | ||
バナナ | → | ほかの果物 |
夕食

ひとくちメモ
パスタは、炭水化物(糖質)の中でも低GI食品で、他の炭水化物を含む食品よりも血糖値の上昇を抑え、効率よくエネルギーが供給できます。「野菜パスタ」は、低脂肪・高たんぱくな鶏むね肉のひき肉を使った消化の良いメニューです。
「フィッシュグリル」のたらは、加熱しても硬くなりにくく、低脂肪・高たんぱくな消化の良い食品です。
試合前には、炭水化物の多いじゃがいもを付け合わせにするのがおすすめです。
1人分の栄養価
エネルギー | 1,134kcal |
たんぱく質 | 48.7g |
脂質 | 25.3g |
炭水化物 | 174.8g |
食物繊維 | 12.8g |
(無機質) | |
カルシウム | 286mg |
鉄 | 4.4mg |
(ビタミン) | |
A | 339μgRAE |
B₁ | 0.64mg |
B₂ | 0.63mg |
C | 176mg |
アレルギーと対応
(1) | ||
パスタ(小麦) | → | ビーフン、米粉麺(フォー) |
バター(乳) | → | オリーブオイル |
鶏肉 | → | ほかの肉 |
(2) | ||
ロールパン(小麦) | → | 米粉100%パン |
(3) | ||
牛乳(乳) | → | 豆乳 |
クルトン(小麦) | → | 除去 |
(6) | ||
りんご | → | ほかの果物 |